マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレスX D201 ドライバー

2010/02/16 10:15

クラブを計測してみると?

手元と先端側がしなり、ダブルキックポイントの挙動をみせるシャフト「orbit TBX-410D」

フェース角は+3度。ライ角度は60度前後とアップライト。重心アングルも26.5度と大きめだ。見た目通り、ヘッドが返りやすく捕まりがいい。また、重心距離が短くてヘッドの操作性が良い。トップやダウンでフェースが開いても、シャープにフェースを返していきやすいドライバーだ。シャフトについては、純正のS(orbit TBX-410D)は手元側と先端側のしなりが大きい、ダブルキックポイント設計。切り返しで手元がしなり、インパクトゾーンではシャフト先端がムチのようにしなり戻る。この影響でヘッドがアッパーに動き、打ち出し角度が高くなっている。しなり戻りはややスロー。トルク値は4.4。フレックスによってトルク値は異なり、Rシャフトに比べるとねじれる度合いが少なく、シャープなフィーリングを味わえる。スライサーにドローを打たせるためのスペックが満載だ。

クラブ測定データ

シャフトorbit TBX-410D(S)
ロフト(度)1010
リアルロフト(度)1212
ライ角(度)6060
フェース角(度)+3+3
長さ(インチ)45.7545.75
振動数(cpm)243243
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ヤマハ
適正な反発エリアと専用シャフトで飛ばす
発売日:2009/12/05 オープンプライス