マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ FT-iZ ドライバー

2010/06/22 10:00

クラブを計測してみると?

「キャロウェイ FT-iZ ドライバー」の総重量は304.2グラム。平均的な体力の人にピッタリ

リアルロフトは11.25度(表示9度)で、フェース角は+1度。ライ角は63.5度と超アップライト。重心アングルは22.5度で、今どきのドライバーとしては平均的だ。ヘッドの挙動はニュートラルで真っ直ぐ打てば真っ直ぐ飛ぶタイプ。フックフェースな分だけ、つかまりが良くなっている。シャフトについては、Sで振動数が253cpm。アベレージ向けの純正シャフトのSにやや硬めで、実際に振ると手元側がしっかりしている。トルクは5.9と多めの設定だが、実際に振ってみるとスイング中にねじれる度合いは少なめだ。先調子のシャフトだが、先がしなる割にはインパクトゾーンでのヘッド挙動が安定していて、フェースセンターでとらえやすい。長さは実測値で44.75インチ。クラブ重量は304.2グラム。45インチ換算すると300g前後の仕上がり。バランスはD1。35~55歳ぐらいで、体力が平均な男性にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトスピードアクシスIV 55W(S)
ロフト(度)99
リアルロフト(度)11.2511.25
ライ角(度)63.563.5
フェース角(度)+1+1
長さ(インチ)4646
振動数(cpm)253253
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キャロウェイ
キャロウェイ史上最大級の慣性モーメント
発売日:2010/03 オープンプライス