ヤマハ インプレスX クラシック ドライバー
2010/07/06 10:30
クラブを計測してみると?
10.5度でリアルロフトが13.25度。フェース角が+2.5度と多いことが、リアルロフトを増やしている。ライ角は60度で、重心角は23度。どちらも今どきのドライバーとしては平均的だが、実際にスイングするとヘッドが返りやすい。恐らく、重心距離がかなり短く設計されている。
シャフトについては、標準装着のオービット「TBX-410D III」モトーレ55(S)は手元と先端がしなるダブルキックタイプ。実際に打つと、手元側のしなりは少なめ。SRに関しては手元剛性を上げることで、しっかり感を出しているようだ。トルクはやや多め。球筋を打ち分けるのには適さないが、タイミングを取りやすく仕上がっている。
長さは実測値で46インチ。クラブ重量は純正SRで275.2グラム、バランスはC3。このバランスは女性用ドライバーとほぼ同じ。45インチ換算すると285g前後。55歳以上で、体力が平均的もしくは平均以下のゴルファーや、パワーがある女性のちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | オービットTBX-410D III(S) | |
ロフト(度) | 10.5 | 10.5 |
リアルロフト(度) | 13.25 | 13.25 |
ライ角(度) | 60 | 60 |
フェース角(度) | +2.5 | +2.5 |
長さ(インチ) | 46 | 46 |
振動数(cpm) | 226 | 226 |