テーラーメイド R9 スーパーMAX ドライバー
2010/10/05 10:00
クラブを計測してみると?
ノーマルアップライトポジションにシャフトを装着した場合、10.5度でリアルロフトが12.75度。フェース角は+0.5度。ライ角は58.5度と、今どきのドライバーにしてはややフラットな数値。ライ角度を除き、フッカーよりもスライサー向けのスペックで、つかまりを重視しているスペックだ。そして重心角も24.5度とやや多めだ。
形状的に重心距離が短くなるタイプではないが、スペック的にはヘッドが返りやすくなっている。実際試打してみても、オートマチックにヘッドが返る感じが手に伝わる。
シャフトについては、標準装着の「モトーレ スピーダー スーパーMAX」は中間から先端のしなりを感じやすいタイプ。トルクも多めで、ダウンからインパクトにかけてゆったりしなり戻る。インパクトゾーンでヘッドはアッパーに動きやすいこともあって、ヘッドもシャフトもボールが上がりやすくなっている。
長さは実測値で45.25インチ。クラブ重量は292.4グラム、バランスはD0。45インチ換算すると295g前後。45~65歳ぐらいで、体力が平均的な男性と相性がいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | モトーレ スピーダー スーパーMAX50(S) | |
ロフト(度) | 10.5 | 10.5 |
リアルロフト(度) | 12.75 | 12.75 |
ライ角(度) | 58.5 | 58.5 |
フェース角(度) | +0.5 | +0.5 |
長さ(インチ) | 45.25 | 45.25 |
振動数(cpm) | 246 | 246 |