本間ゴルフ パーフェクトスイッチ460
2010/11/10 10:00
構えてみると?
本間ゴルフと言えばオーソドックスなクラブ作りで定評があるメーカーだが、今回新しく登場したパーフェクトスイッチはガラッとイメージを変えてきた。ソールに「HONMA」のロゴこそ入っているが、コンセプト、デザインはかなり独創的。国内メーカーでは初めてライ角、ロフト角、そしてフェースアングルを調整できる機能が付いている。加えて、その調整方式がユニーク。シャフトを回転させなくても調整が可能。これによりアングル調整してもシャフトの向きが変わらず、バックラインが入ったグリップでも違和感なく使えるようになっているのだ。
ヘッド形状も従来の本間ゴルフと一線を画す。今回試打する「パーフェクトスイッチ460」は投影面積が非常に大きく、ヘッドは奥行き方向に広がっている。そして超シャローバック。フェースも面長なので、460CCの体積以上にヘッドが大きく見える。フェースの厚みは約54ミリと平均的。
フェースアングル調整機能については、無段階にアングル調整が可能。メーカー資料によると、ライ角は最大で2度、フェースアングルは±1度調整できるとのこと。ちなみにデフォルト(フラットライ)だとフェースアングルは強めのフック。アドレスするとフェースが左を向き、フッカーよりもスライサーに構えやすい顔つきだ。標準シャフトはカラーリングが白。本間ゴルフというと「渋い」感じの配色が多い中、かなり派手だ。
ヘッドはスライサーをかなり意識した感じだが、クラブは見た目と性能が必ずしも一致するわけではない。どんなゴルファーと相性がいいのか。フェースアングル調整機能はどんな感じなのか。じっくりテストしてみたい。