本間ゴルフ パーフェクトスイッチ460
2010/11/10 10:00
クラブを計測してみると?
フラットライのポジションでフェース角は+1.75度。ライ角度が59度。重心アングルは25.5度と平均よりもやや上回る。アップライトにするとフェース角、重心アングルは同じでライ角が61.5度まで増えてくる。フェースアングルについては、最もクローズな状態で+2.5度。最もオープンな状態で+1度となった。
大きめのヘッドの割にはヘッドが返りやすい。体積460CCにしては重心距離はあまり長くなさそうだ。真っ直ぐ打つことよりもドローが打ちやすく仕上がっている。そして自分の意志が伝わりづらいので、ドロー、フェードは打ち分けづらい。
シャフトについては、純正の「Perfect Switch 55」はRもSも中調子。手元側と先端側が硬めで、中間部分がクイットしなるタイプ。振動数はRが243cpmでSが263cpm。硬さの違いは大きめだ。メーカー値(トルク4.75~4.8)よりもトルクが少なく、スイング中にシャフトがねじれにくい。フレックスもアベレージ向けドライバーの中では硬めの仕上がりだ。インからあおってシャフトをねじってしまうと、インパクトゾーンでフェースが急激に返って、引っかけやチーピンが出やすくなる。反面、アウトサイド・イン軌道でカット打ちしてもフェースが開きづらい。
長さは実測値で45.5インチ。クラブ重量はRが301.4gでSが304.3g。バランスはどちらもD1。45インチに換算すると305~310g。30~55歳ぐらいで体力が人並みのゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | Perfect Switch 55(S) | |
ロフト(度) | 10 | 10 |
リアルロフト(度) | 13.75 | 13.75 |
ライ角(度) | 59 | 59 |
フェース角(度) | +1.75 | +1.75 |
長さ(インチ) | 45.5 | 45.5 |
振動数(cpm) | 263 | 263 |