キャロウェイゴルフ DIABLO Octane ドライバー

クラブを計測してみると？

9.5度表示でリアルロフトが10度。フェース角が＋1.25度。フックフェースだが、アベレージ向けドライバーにしてはリアルロフトが少なめだ。ライ角は59度と今どきのドライバーとしてはややフラット。フェースプログレッションは大きめで、捕まりに影響が出る重心アングルは21度と少なめだ。フックフェースな点を除くと、捕まる要素は少なく、フェースプログレッションが大きめ、フェースが面長（重心距離が長め）なのも影響して、実際にスイングするとヘッドが返る手応えよりも、ヘッドが返りづらい手応えが手に伝わってくる。スライサーよりもフッカーの方が扱いやすいだろう。

シャフトは日本仕様でアベレージ向けだけあってかソフトスペック。純正Sの振動数は242cpm。手元側と先端側がしっかりしていて中間部分が軟らかい。このため粘り感が強く、ダウンからインパクトにかけてはしなり戻るスピードが遅め。先端側がしっかりしているがフェースプログレッションが大きめなので、ボールが上がりやすくなっている。

長さは実測値で45.25インチ。クラブ重量は303.3gでバランスがD2。45インチ換算すると305g前後。30～55歳ぐらいの男性で、体力が平均ぐらいの人と相性が良いスペックだ。

クラブ測定データ