タイトリスト 910D2ドライバー
2010/12/27 15:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと9.5度表示でリアルロフトが11.75度。フェース角が-0.25度。ライ角は58.5度で重心アングルは27.5度。重心アングルは捕まり重視の数値だが、重心距離が長めなことが影響し、捕まり具合はニュートラル。そして、球が捕まる状態に調整するとフェース角が+0.75度まで増え、リアルロフトは12.5度まで増える。対して、捕まらない状態に調整するとフェース角が-2度まで減り、リアルロフトは10.25度に減る。弾道調整機能を利用してもスライサーがドローを打てるほどは変わらないが、捕まり過ぎについてはかなり弾道調整幅が大きい。スライサーよりもフッカーの方が扱いやすいだろう。
シャフトは日本仕様だけあってややソフトスペック。オリジナルシャフト(タイトリスト・モトーレ5.5)のSの振動数は251cpm。手元側と先端側がしっかりしていて中間部分が軟らかい。粘り感が強く、ダウンからインパクトにかけてはしなり戻るスピードが遅め。先端側がしっかりしているのでヘッドはそれほどアッパーに動かない。長さは実測値で45インチ。クラブ重量は309.4gでバランスがD3。45インチ換算すると310g前後。25~50歳ぐらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上と相性が良いスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | タイトリスト・モトーレ5.5(S) | |
ロフト(度) | 9.5 | 9.5 |
リアルロフト(度) | 10.75 | 10.75 |
ライ角(度) | 58.5 | 58.5 |
フェース角(度) | -0.5 | -0.5 |
長さ(インチ) | 45 | 45 |
振動数(cpm) | 251 | 251 |