マーク金井の試打インプレッション

タイトリスト 910D3ドライバー

2011/04/26 10:00

構えてみると?

タイトリストならではの洋ナシ形状。体積は445CCとやや小ぶり

アスリート指向ゴルファーに人気が高いタイトリスト。今回登場した910シリーズにはD2とD3の2機種がラインナップされているが、今回試打するのはヘッドが小さいD3。体積は445CCと、D2に比べると15CC小さく、投影面積もやや小さめ。ヘッド形状はこれまでのタイトリスト同様、トウ側が膨らんだ洋梨形状だ。フェースはD2に比べるとややディープだが、「迫力満点!!」というほど分厚くない。定規で測ったら56.5ミリ。市販ヘッドの中ではややディープな部類。ヘッドはD2同様、ボディだけでなくフェースもブラック仕上げ。シャープな印象を上手く演出している。

そして、モデルチェンジしたことを強烈にアピールしているのがネック部分。910シリーズには弾道調整機能が追加され、ヘッドからシャフトを脱着できる。シャフトと一体になっている第1リングと、独立して回せる第2リングの組合わせ方によって、ライ角度とフェースアングルのセッティングを16通りに変えられるようになっている。

弾道調整機能がついたタイトリスト 910D3。兄弟モデルD2との違い、どんな弾道が打ちやすいのかテストしてみたいと思う。また、このタイプは調整機能に目を奪われがちだが、クラブの見極めで一番大事なのはノーマルポジションでのボールの飛びっぷり。基本的なヘッド挙動はどうなのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?≫
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タイトリスト
操作性に優れた445cc伝統的な洋なし型ヘッド
発売日:2010/11 オープンプライス