ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE 707
2012/03/13 10:15
クラブを計測してみると?
フェース角は-0.25度。9.5度表示でリアルロフトが10/25度。アスリート向けだけあってリアルロフトはそれほど多くない。ライ角度は58度。今どきのドライバーにしてはフラットだ。重心アングルは24.5度と平均的。脱着式なのでヘッドの重心距離を測ってみると33.75ミリ。460CCの体積を考えるとこれはかなり短い。
調整機能を利用し、一番捕まるポジションにシャフトを装着すると、フェース角は+1.5度でリアルロフトが11.5度。一番捕まらないポジションだとフェース角は-1度、リアルロフトは9度になった。
シャフトについては、純正のS(B12-01w)は手元から中間が軟らかい中調子。先端側がやや硬い。振動数は258cpm。しなり量はやや少なめの粘り系。しなり戻りのスピードはそれほど速くなくてタイミングが取りやすい。ただし、インからあおってシャフトをねじってしまうと、重心距離が短いことも影響し、インパクトゾーンでフェースが急激に返って引っかけ、チーピンが出やすくなる。
長さはメーカー値が45.25インチで実測値が45インチ。クラブ重量は308.8グラムでバランスはD1。30~55歳ぐらいで、体力が平均もしくは平均以上のゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | B12-01w S | |
ロフト(度) | 9.5 | 9.5 |
リアルロフト(度) | 10.25 | 10.25 |
ライ角(度) | 58 | 58 |
フェース角(度) | -0.25 | -0.25 |
長さ(インチ) | 45 | 45 |
振動数(cpm) | 258 | 258 |