テーラーメイド グローレ ドライバー
2012/05/22 13:45
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだとフェース角が+1度でリアルロフトが11.5度(表示9.5度。ライ角度は57.5度。一番捕まるクローズポジションに調整すると、フェース角が±3度となり、リアルロフトが13.25度まで増える。逆に一番捕まらないポジションだとフェース角は-1.25度で、リアルロフトは9.75度まで減った。フェース角調整機能が付いているが、この数字を見る限るでは明らかにスライサー向けである。ライ角は今どきのドライバーにしてはややフラットだが、アップライトなポジションに調整するとライ角は61.25度まで増える。捕まりに影響を与える重心角は23.5~25度。ヘッドスペック的よりも、捕まりの良さを感じるドライバーである。
重心距離はヘッド単体で計測した場合(カートリッジ未装着)、約41ミリ。460CCの体積を考えると、やや長めである。長さはメーカー値が46.5インチで実測値が46.25インチ(ヒールエンド法での計測)。純正Sシャフトの振動数は238cpm。一般的なSシャフトと比較するとかなり軟らかい。アスリートゴルファーよりもアベレージゴルファーを強く意識していることが窺える。
クラブ重量は純正Sで285.4グラム。バランスはD4.45インチに換算すると、約295グラム強。50~66歳ぐらいで、体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | GL450 S | |
ロフト(度) | 9.5 | 9.5 |
リアルロフト(度) | 11.5 | 11.5 |
ライ角(度) | 57.5 | 57.5 |
フェース角(度) | +1 | +1 |
長さ(インチ) | 46.25 | 46.25 |
振動数(cpm) | 238 | 238 |