マーク金井の試打インプレッション

マグレガー レッドターニー

2012/06/19 10:00

クラブを計測してみると?

マーク金井の試打インプレッション マグレガーレッドターニー

表示ロフト10.5度に対してリアルロフトは11.5度。フェース角は1.25度フック。ライ角も60度とアップライト。フェース角とライ角はつかまりを意識したスペックだが、重心距離が40ミリ以上と長いために、ヘッドが返りづらい。見た目よりは捕まらず、スライサーよりもフッカーに扱いやすく仕上がっている。重心アングルも19度と非常に小さい。メーカー値だが重心距離は41.9ミリ。重心深度は見た目通り浅い。メーカー値で32.5ミリ。重心が浅めなので、インパクトゾーンでヘッドがアッパーに動きにくく、中弾道を打ちやすく仕上がっている。そして、パワーがあればヘッドの操作性は高く、ドロー、フェードも打ち分けられる。

シャフトは中間部分の剛性がやや高い。中調子だが、ワッグルしてみても打ってみても、中間部分がグニャリと曲がる感じがない。トルクはメーカー値で3.5。実際にスイングしても、ねじれ感が少ないタイプだ。振動数は251cpm。純正シャフトのSとしては平均的だが、中間部分がやや硬めなのが影響して、振動数のわりには硬く感じる。長さはメーカー値が45.25インチで実測値が45インチ。クラブ重量は304.8グラム。バランスはD2。40~60歳ぐらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトRT-201DM
ロフト(度)10.510.5
リアルロフト(度)11.511.5
ライ角(度)6060
フェース角(度)+1.25+1.25
長さ(インチ)4545
振動数(cpm)251251
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