マーク金井の試打インプレッション

マグレガー ゴールドターニー

2012/06/26 10:00

構えてみると

マグレガーゴルフが新ブランドとして立ち上げたターニーシリーズ。今回試打するのはゴールドターニーレッドターニーと違って、こちらは競技志向ではないシニアゴルファーがターゲットになっている。そしてゴールドターニーの最大のセールスポイントはSLEルール不適合なこと。いわゆる高反発フェースを採用したモデルで、ルールに囚われず飛距離を伸ばしたいゴルファー向けに作られている。

ヘッドはソールとフェースがピカピカのゴールド仕上げ。カラーリングは非常に派手だが、形状はオーソドックスな丸型形状。体積は460CCだが、構えてみるとそれほど大きく感じない。ハイバック形状で塊感があって、フェースも面長ではないからだ。形状的には重心距離が長くならない配慮がなされ、捕まりを良くしたい意図が窺える。

フェース厚は約54ミリ。分厚くなく、薄べったくもない。全体的なバランスを意識した仕上がりで、フェースの向きはフックだ。ヘッドはレッドターニー同様、4ピース構造。周辺肉薄のカップフェースは、反発係数が0.83以上。高反発フェースでボール初速がアップするのを狙っている。

長さはメーカー表記で45.75インチとやや長めの設定。シャフトには80トンの極薄高弾性カーボンを全長にわたって使用されている。高反発にこだわって作られたゴールドターニー。どんなゴルファーが飛びを享受できるのか?じっくりテストしてみたいと思う。

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