マグレガー ゴールドターニー
2012/06/26 10:00
クラブを計測してみると?
表示ロフト10.5度に対してリアルロフトは12.5度。非力なゴルファーを想定いるのでリアルロフトが多めだ。フェース角は1.75度フック。ライ角も61.75度とアップライト。重心アングルは27.5度。すべてのスペックで捕まりを意識しており、実際にスイングしてもヘッドが返りやすかった。フッカーよりもスライサーに扱いやすいドライバーである。
シャフトは振動数226cpm。表記はSだがRよりも軟らかく感じる。手元だけでなく中間部分の剛性も低いため、ムチのようにシャフト全体がしなる。メーカー表記は先中調子だが、手元側もしなりを感じるシャフトである。トルクはメーカー値で4.6。実際にスイングすると数値以上にねじれ感を感じる。トルクの影響もあって、80トンの高弾性シートを採用にしているにもかかわらず、挙動に遊びを感じるシャフトだ。球筋を打ち分けるのは難しい。
長さはメーカー値が45.75インチで実測値が45.5インチ。クラブ重量は303.5グラム。バランスはD2。シニアゴルファー向けにの中では、適度な重さがある。60歳以上で、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | HM-80tGT-201DM | |
ロフト(度) | 10.5 | 10.5 |
リアルロフト(度) | 12.5 | 12.5 |
ライ角(度) | 61.75 | 61.75 |
フェース角(度) | +1.75 | +1.75 |
長さ(インチ) | 45.5 | 45.5 |
振動数(cpm) | 226 | 226 |