マーク金井の試打インプレッション

タイトリスト VG3ドライバー(2012年モデル)

2012/07/10 10:00

構えてみると

タイトリストはワールドワイドなブランドであるが、前作同様、このVG3は日本専用モデルである。今回のモデルチェンジでも、見た目はタイトリストらしくない。ソールとクラウン部分にはタイトのグラフィックが入るが、ヘッド形状は丸型。初代との違いは少なく、オーソドックスな形状だ。ヘッドの後方外側にタングステンウエイトが配されているが、初代との違いを明らかに感じるのはこの点ぐらいである。

しかし、じっくり見ていくとスペックが微妙に異なる。体積は460CC。フェースの厚みは約56ミリ。前作よりも2ミリほどシャローで、高弾道をイメージしやすくなっている。フェースの向きはスクエア。メーカー側は「捕まりの良さ」をアピールしているが、構えた感じではスライサーだけでなく、フッカーにも構えやすく仕上がっている。

長さは装着されるシャフトによって異なり、今回試打するクラブは45.5インチ仕様。60g台のシャフトが装着されている。前作同様、オーソドックスで顔付きの良さにこだわったVG3。メーカーの意図通り、捕まりが良いのかどうかじっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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タイトリスト
飛び要素満載のタイトリストドライバー
発売日:2012/04/01 オープンプライス