マーク金井の試打インプレッション

プロギア iD nabla X ドライバー

2012/10/30 13:15

構えてみると?

プロギアのiDシリーズのモデルチェンジ版として登場したナブラシリーズ。ヘッドは2種類ラインアップされるが、今回試打するのは体積が大きい方のナブラX。体積はルール最大級の460CC。前作同様、ヘッドはオーソドックスな丸形形状。ブラックに塗装されたヘッドのクラウン部分は光の当たり方で微妙にグラデーションがかかっている。

特徴的なのはフェース形状。インセットホーゼルに加えてフェースがかなりネック寄りにオフセットされている。重心距離を短くしたい意図が窺い知れる。メーカー値では重心距離は38ミリ。この重心距離に加え、重心深度、フェースプログレッションの数値も、何故か目立たない感じでバックフェース部分に小さく表記されている。

そして目を引くのがナブラ(逆三角形)のロゴマーク。フェースとソールには逆三角形のマークやバッジが4つも配されている。製品名、商品特徴をユーザーにアピールしたい意図が強く伝わってくる。

フェースの厚みは約54ミリ。フックフェースが強めで、フッカーよりもスライサーに構えやすく仕上がっている。バックフェースはセミシャローバック。長さは45.5インチと少し長めだ(メーカー値)前作に比べると明らかに「捕まり」を強調しているナブラX。見た目通りスライサーと相性が良いのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。

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プロギア
逆三角形が飛びの秘密
発売日:2012/07/30 参考価格: 55,080円