マーク金井の試打インプレッション

ブリヂストン TOURSTAGE X-DRIVE 709 D450

2013/04/16 09:00

構えてみると?

丸形でセミディープバック形状。適度な安心感のあるヘッドだ

プロモデルの代表格である「ブリヂストン TOURSTAGE X-DRIVE」シリーズ。2013年モデルとなる709だが、今回ヘッドは3モデルラインナップされている。D390とD430とD450とがあるが、今回試打するのは大きい方のD450。体積は450CCと前作707よりも10CCサイズダウンがなされている。

ヘッドは丸形でセミディープバック形状。塊感があるので、体積の数値より見た目が小さく感じる。そして特徴的なのがフェースの面取り。フェースはヘッドのヒール側に強くオフセットされ、加えてインセットホーゼルになっている。大型ヘッドだが、重心距離を短くしたいという意図が強く感じられるデザインだ。

そして前作同様、シャフトが脱着式になった。「VARIABLE ADJUSTSYSTEM」を採用し、シャフトを回転させることで8段階の調整が可能。フェースの向きにこだわりを持つゴルファーが、自分にとって最も構えやすく、かつ打ちたい弾道をイメージできるフェースアングルを簡単にカスタマイズできる。

ソールのデザインは前作同様、非常にシンプル。ソール中央部分にツアーステージのアイキャッチとモデル名のロゴがやや控えめに刻み込まれている。フェースの厚みは約55ミリ。プロ、アスリート向けにしてはそれほどディープフェースになっていない。大型ヘッドなのに重心距離の短さを感じさせる「X-DRIVE 709 D450」。見た目通り、重心距離の短さを感じさせるドライバーなのかどうか?じっくりテストしてみたいと思う。

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ブリヂストン
発売日:2013/03/08 オープンプライス