キャロウェイゴルフ X HOT ドライバー
2013/04/30 12:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと、9.5度表示でリアルロフトが10度。フェース角が±0度。アベレージゴルファー向けドライバーとしてはリアルロフトはやや少なめだ。調整機能でフェースアングルをクローズに調整すると、フェース角が+2度でリアルロフトは12度となる。フェースアングルをオープンにすると、フェース角が-1.5度でリアルロフトは8.5度となる。捕まるポジションだとリアルロフトが増え、捕まらないポジションだとリアルロフトが減ってくる。重心アングルはスクエアなポジションで22度。オープンなポジションだと22.5度、クローズなポジションだと21.5度。いずれもドライバーとしてはやや小さめ。恐らく、見た目よりも重心深度が浅いのかも知れない。
純正シャフト(三菱レイヨンと共同開発)は日本仕様を意識しているのか、かなり軟らかい設定。純正Sの振動数は239cpm。手元側が少ししっかりしていて、中間から先端側が軟らかい。典型的な粘り系で、ダウンからインパクトにかけては、ムチのように鋭くしなり戻る。長さはメーカー値が45.5インチで実測値が45.25インチ(ヒールエンド法計測)クラブ重量は302.9gでバランスがD0。45インチ換算重量は305g前後。30~55歳ぐらいの男性で、体力が平均ぐらいの人と相性が良いスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | X HOT 60W(S) |
ロフト(度) | 9.5 |
リアルロフト(度) | 10 |
ライ角(度) | 59.5 |
フェース角(度) | ±0 |
長さ(インチ) | 45.25 |
振動数(cpm) | 239 |