ヨネックス i-EZONEドライバー
2013/05/21 09:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと10度表示でリアルロフトが10.25度。フェース角は-0.5度。市販ドライバーの中では、表示ロフトとリアルロフトの差が非常に小さく、フェースはスクエアだ。一番捕まるポジションにセットすると、フェース角は+1度でリアルロフトは11.75度。一番捕まらないポジションにセットするとフェース角は-0.75度でリアルロフトは10.25度となる。ライ角はノーマルポジションだと62.25度で、アップライトポジションにすると63.25度となっている。どちらも非常にアップライトだ。重心アングルも29.5~30.5度と非常に大きい。スクエアフェースだが、重心距離の短さ、そして重心アングルが大きいことにより捕まりやすく仕上がっている。
シャフトについては、純正のNST300は手元から先端にかけて軟らかい。シャフト全体のしなりを感じやすい先中調子。振動数は純正のRで222cpm。純正のRシャフトとしては軟らかめのセッティングだ。長さはメーカー値、実測値とも45.75インチ。クラブ重量は291.6グラム。45インチ換算にすると300グラム前後ぐらいか。40~65歳ぐらいで平均的、もしくは平均を下回るパワーの持ち主にちょうどいい重さだ。
クラブ測定データ
シャフト | NST300(R) |
ロフト(度) | 10 |
リアルロフト(度) | 10.25 |
ライ角(度) | 62.25 |
フェース角(度) | -0.5 |
長さ(インチ) | 45.75 |
振動数(cpm) | 222 |