マーク金井の試打インプレッション

コブラ ZL アンコール ドライバー(レッド)

2013/06/11 10:45

クラブを計測してみると?

バックフェースのヒール側にはウエイト調整機能が搭載。ヘッド重量や重心アングルが変えられる

表示ロフト9.5度。ノーマルポジションだとフェース角が±0度でリアルロフトが11.75度。ライ角は63.5度で重心アングルは21.5度。ライ角が非常にアップライトな点を除けば、左へのミスが出づらいヘッドである。C(クローズド)ポジションだとフェース角が+2度でリアルロフトが14度。ライ角は60度。O(オープン)ポジションになるとフェース角が-2度でリアルロフトが10度。ライ角が60.75度となる。

調整は3段階のみだが、変化させるとフェース角、リアルロフトは大きく変わってくる。クローズドポジションにしてもフックフェースの度合いは強めになるが、スライサーがドローを打てるほどにはならない。

捕まりの目安となる重心アングルはノーマルポジションで21.5度。こちらの方は数値の変化は小さく、最小で21.5度。最大で23.5度。いずれも平均よりも小さめの数値だ。

Sシャフトの振動数は246cpm。純正シャフトのSにしてはやや軟らかめだ。シャフト重量はSで60g。トルクは4.4(メーカー公称値)クラブ重量は純正Sで314.1グラム。バランスはD3。20~50歳ぐらいで、体力が平均的、もしくは平均以上の男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトツアーAD ZL(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)11.75
ライ角(度)63.5
フェース角(度)±0
長さ(インチ)45.25
振動数(cpm)246
自分に合ったスペックは?≫
1 2 3 4 5