リョーマゴルフ D-1 MAXIMA typeD

構えてみると？

独創的なクラブ作りで話題を集めるリョーマゴルフ。D-1 MAXIMAには3つのモデルがラインアップされているが、今回試打するタイプDはオールマイティモデル。ロフトやシャフトを幅広く設定することで、プロ、上級者からアベレージゴルファーまで対応している。

体積は460CC。フェースの厚みは約55ミリ。フェースはややディープで横幅はそれほど広くない。フェースはラウンドが強めでリアルロフトはそれほど多くないタイプだ。ヘッドは奥行きが深くてバックフェース側が絞り込まれている。丸形というよりは三角形に近い形状だ。

ソールは前作同様、すっきりしていてシンプル。ロゴも小さめだ。ヘッド後方内部には60gのウエイトが配されるが、それを強くアピールする感じにはデザインされていない。

アドレスして印象に残ったのがライ角。ライ角で捕まりをアップさせたい意図を強く感じる。長さは45.25インチ。シャフトは純正で5種類、カスタム対応でアフターマーケットシャフト豊富にラインアップされている。

前作同様、重心の深さ、重心の低さにとことんこだわって作られたD-1 MAXIMA typeD。メーカーの意図通り、低スピンでランが出る弾道が打ちやすいのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。