ヨネックス i-EZONEドライバーTX

クラブを計測してみると？

ロフトは10度表示でリアルロフトが9.75度。フェース角は－1度。市販ドライバーの中では珍しく、表示ロフトとリアルロフトの方が少ない。フェース角は－1度だが、アドレスするとフェースは目標に対して真っ直ぐスクエアだ。ライ角は61度とややアップライト。重心アングルは23度と平均的。重心距離と重心深度の数値がほぼ同じなので、ヘッドの挙動がニュートラル。イメージ通りにヘッドを操作しやすい。

シャフトについては、純正のNST500は手元が硬めで中間部分がしなるタイプ。先端側もあまり軟らかくないので、捕まえることよりもスピンを減らした弾道が打ちやすい。トルクはメーカー値で2.6。アフターマーケットのシャフトよりも低トルクで、これにより挙動がかなりシャープになっている。振動数は純正のSで259cpm。純正のSシャフトとしてはかなり硬めの設定だ。

長さはメーカー値、実測値とも45.25インチ。クラブ重量は316グラムでバランスがD2。45インチ換算にすると318グラムぐらいか。20～55歳ぐらいで平均的、もしくは平均を上回るパワーの持ち主にちょうどいい重さだ。

クラブ測定データ