キャロウェイゴルフ X2 HOT ドライバー
2014/02/11 08:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションで計測すると、9度表示でリアルロフト角が10.5度。フェース角は-1度とややオープンフェース。アドレスするとフェースはスクエアな感じに見える。ライ角は57.25度。今どきのドライバーの中ではかなりフラットである。重心アングルは19度。こちらも今どきのドライバーのなかでは小さい部類である。ちなみに初代「X HOT ドライバー」の重心アングルは22度。9度のロフト角に関しては、2代目の方が左へのミスが出づらく(ヘッドが返りづらく)なっている。
シャフトを脱着してヘッド重量を計測してみるとスリーブ無しで187.5g。スリーブを装着しても194g前後と、ヘッドはやや軽めになっている。重心距離は約41ミリで、重心の深さは約35.5ミリ。重心距離に対して重心深度が浅い事が影響しているのだろう。重心アングルは19度と小さい。スペック的にはスライサーよりもフッカーと相性がいいドライバーである。
シャフトについては、純正の「X2 HOT」は重量が約55gでトルクが5.7(Sフレックス、メーカー値)。先調子だが手元のしなりを感じやすく仕上がっている。振動数は246cpm。Sにしては少し軟らかめだ。
長さはメーカー値、実測値とも45.5インチ(60度測定法)。クラブ重量は実測303.6g。30~60歳ぐらいの平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | オリジナルシャフト(S) |
ロフト(度) | 9 |
リアルロフト(度) | 10.5 |
ライ角(度) | 57.25 |
フェース角(度) | -1 |
長さ(インチ) | 45.5 |
振動数(cpm) | 246 |