テーラーメイド ジェットスピード ドライバー
2014/03/25 09:00
クラブを計測してみると?
試打クラブは表示ロフト角が10.5度。ノーマルポジションだとフェース角が±0度でリアルロフト角が11.25度。数値はそれほど多くないが、アドレスすると12度ぐらいに見える。ライ角度は56.75度。今どきのドライバーの中ではかなりフラットだ。ロフトが一番大きいポジションに調整すると、リアルロフト角は12.5度となり、フェースアングルは+1度。ロフト角が一番小さいポジションだとリアルロフト角は9.5度で、フェース角は-2.5度となる。この数字を見る限り、スライサーよりも明らかにフッカー向けである。捕まりの目安となる重心角は16.5~17.5度。前作のロケットボールズよりは数値が増えているが、捕まりが良い数値ではない。重心位置が浅めで、それが影響して重心角が小さくなっているようだ。
長さはメーカー値、実測値ともに46インチ(60度法計測)。純正Sシャフト(TM1-214)の振動数は252cpm。純正シャフトとしては平均的だが、シャフトセンター側が軟らかいので、しなりは大きめだ。クラブ重量は純正Sで295.4グラム。バランスはD3。45インチに換算すると約305グラム前後。30~60歳ぐらいで、体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | TM1-214(S) |
ロフト(度) | 10.5 |
リアルロフト(度) | 11.25 |
ライ角(度) | 56.75 |
フェース角(度) | -2 |
長さ(インチ) | 46 |
振動数(cpm) | 252 |