マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレス RMX 02 ドライバー

2014/06/17 09:00

クラブを計測してみると?

クラブ総重量は300.6グラムと、平均的な体力を持つゴルファーと合いそうだ

ノーマルポジションだと表示ロフト角が9.5度に対してリアルロフト角が10度。個体差があるとはいえリアルロフト角が小さめだ。フェース角は+1.5度。ライ角は59.75度。捕まりに影響を及ぼす重心角は27度。2代目RMXシリーズの中では、このRMX 02が数値的にも捕まりの良さが際立っている。

ヘッドのスペックは重心距離が32ミリで、重心深度が38ミリ。フェースの高さは54ミリで重心高さが30ミリ(※メーカー公表値)重心距離よりも重心深度が深く、ヘッドが返りやすい(※ノーマルポジション)。ちなみに、重量調整ネジを入れ替えると重心距離は37ミリとなる(※メーカー公表値)。

純正Sシャフトの振動数は248cpm。純正シャフトのSとしてはやや硬めの設定である。長さはメーカー値45.5インチで実測値が45.75インチ(※60度測定法での計測)。バランスはC9.5。重量は300.6グラム。45インチに換算すると305~310g前後。純正Sだと35~65歳ぐらいで、体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトTMX-514D(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)10
ライ角(度)59.75
フェース角(度)+1.5
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)248
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