マーク金井の試打インプレッション

コブラ BiO CELL ドライバー

2014/08/12 09:00

クラブを計測してみると?

オリジナルシャフト(S)の振動数は249cpm。他メーカーと比べると平均的な硬さに仕上がっている

ノーマルポジションだと表示ロフト角が10.5度でリアルロフト角が10度。フェース角が+1.5度。ライ角は60度とアップライト。ロフト角の設定を9度に調整するとリアルロフト角は8.75度になり、フェース角は+1度になった。対してロフト角の設定を12度にするとリアルロフト角が11.75度でフェース角は+2.75度になった。BiO CELLの場合も、シャフト脱着方式のためロフト角を小さくするとフックフェースの度合が減り、ロフト角を大きくするとフックフェースの度合が増してくる。捕まりの目安となる重心アングルはノーマルポジションで21.5度。重心アングルはやや平均を下回る。

長さはメーカー値、実測値ともに45.25インチ(※60度測定法での計測値)。Sシャフトの振動数は249cpm。メーカー純正Sシャフトとしては平均的な硬さである。クラブ重量は302.5グラムでバランスはD2。ヘッドはやや重めだ。30~60歳ぐらいで体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトコブラ スピーダー(S)
ロフト(度)10.5
リアルロフト(度)10
ライ角(度)60
フェース角(度)+1.5
長さ(インチ)45.25
振動数(cpm)249
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