ブリヂストン J715 B5 ドライバー
2014/09/16 09:00
構えてみると?
ドライバーはヘッドが体積違いで2種類ラインアップされているが、今回試打するのはヘッドが小ぶりな方のJ715 B5 ドライバー。ヘッド体積は445ccとなっているが、見た目はそれより一回り小さく感じる。フェースがディープでヘッドの投影面積も小さい。黒くて光沢感があるヘッドは塊感があって、なおかつディープフェースなので引き締まって見える。
そして特長的なのがフェース。フェースにはスコアラインに加え、ウェッジやアイアンのようにミーリング(細かい溝)が入っている。メーカー側の資料によるとこの細かい溝は、インパクト時にボールがフェースに喰いつき、ドライブ回転方向への力を利用することでバックスピン量を減らす効果が出るそうだ。
ソール側のデザインもこれまでのブリヂストンとは一新された。アメリカンテイストなロゴが配され、重量調整ネジがフェース側中央と、バックフェース側のヒール側に配される。これにより、ヘッド重量を調整できるだけでなく、重心アングルや重心の深さも微妙にコントロールできるようになっている。
これまでのモデルチェンジ以上に、並々ならぬ意気込みを感じるJ715 B5 ドライバー。手にした瞬間、プロ、アスリート向けブランドであるのがヒシヒシと伝わってくる。どんな弾道が出るのか、どんなゴルファーと相性がいいのか、じっくりテストしてみたいと思う。