タイトリスト 915 D3 ドライバー
2015/01/13 09:00
構えてみると?
アスリート指向ゴルファーに人気が高いタイトリスト。そのワールドワイドのモデルとなるのが900シリーズ。これまで同様、ヘッドはD2とD3の2機種がラインアップされている。今回試打するのはヘッドが小さい方の915 D3 ドライバー。体積は440CC。フェースの厚みは約57ミリ。兄弟モデルの915 D2 ドライバーに比べると20CC小さく、投影面積もやや小さい。タイトリストならではの伝統的な洋なし形状で、アスリート向けドライバーらしい顔つきをしている。弾道調整機能が付いているが、ノーマルポジションでは明らかにオープンフェース。スライサーよりもフッカー好みに仕上がっている。
モデルチェンジで劇的に変わったのがソール形状だ。915シリーズには新たにソールのフェース側に深くて長いスリット(溝)が入る。メーカー側はこの溝を「アクティブリコイルチャンネル」と名付け、これにより、ルール適合ながらもボール初速がアップすると強くアピールしている。
913に続き915にもシャフト脱着式の弾道調整機能が追加されており、ライ角度とフェースアングルのセッティングを16通り変えられる。ヘッド後方に装着される重量調整ウエイトは、「ビス形状」のデザインが一新され、ソールのデザインもシャープさを全面に打ち出している。
ソールに大きなスリット(溝)が入ったことで、これまでと雰囲気がガラッと変わった915シリーズ。D2に比べると、D3はどんな弾道が出やすいのか?じっくりテストしてみたいと思う。