三菱レイヨン KUROKAGE XT
2015/03/03 09:00
シャフトの特性をズバリ
米国市場で人気を集め、今回国内市場でも発売を開始したのが、三菱レイヨンKUROKAGE(クロカゲ)XTシリーズ。手元側がホワイトに近いシルバーで、先端側がブラックに近いガンメタリック。デザイン的には同社のFUBUKIと似た雰囲気が漂っているが、非常にシンプルだ。
メーカー側の資料によると、KUROKAGEは米ツアーでの使用率が高く、プロ、アスリートを強く意識したブランド。手元の剛性を抑え、シャフトの中間から先端側を強化。吹け上がり、捕まり過ぎを防いで、強い弾道が打ちやすく設計されているとのこと。先端側には、変形しても元の形状をすみやかに回復する性質を持つ、チタンニッケル金属線が複合成型されているそうだ。
KUROKAGEシリーズは、同社のFUBUKIシリーズと同じく元調子系シャフトである。メーカー側は「叩ける元調子」とアピールしている。長尺をアピールしているシャフトではないので、今回は45.5インチで試打クラブを組み上げた。(※長さは60度法測定)