マーク金井の試打インプレッション

ピン G30 LS TEC ドライバー

2015/03/17 09:00

構えてみると?

フェース角はオープンでフッカーが安心して叩けるイメージが湧く

ピンの主力ブランドであるGシリーズ。現行モデルはG30 ドライバーであるが、新たに兄弟モデルが加わった。それが今回試打するG30 LS TEC ドライバー。兄弟モデルということもあって、ヘッド形状に大きな変更点はなく、見た目はG30 ドライバーとほとんど変わらない。クラウンのフェース側には空気抵抗を軽減するため、フィンのような突起「タービュレーター」が6つ搭載されている所も同じだし、ヘッドのカラーリングもまったく同じ。つや消し感が強いマットブラックが採用されている。違いと言えば、バックフェースの重量調整ネジが装着されている部分がシルバー仕上げになっていることぐらいだ。

体積460CCのヘッドは投影面積が非常に大きく、見た目に安心感がある。G30 LS TEC ドライバーはスピンを減らすチューニングがなされているそうだが、オリジナルのG30 ドライバー同様、見た目には重心が深く感じるデザインだ。

フェース面は面長で大きい。重心距離を短くすることよりも、スイートエリアを広げたい意図が窺い知れる。ヘッドの大きさに合わせるかのようにフェースは分厚く、その厚みは約60ミリ。対して、バックフェースは超シャローになっている。

G30 ドライバーと比べるとビジュアル的にはほとんど変化がないG30 LS TEC ドライバー。メーカーの意図通り、低スピン弾道が打ちやすいのかどうかじっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ピン
発売日:2015/03/20 参考価格: 60,480円