マーク金井の試打インプレッション

ピン G30 LS TEC ドライバー

2015/03/17 09:00

クラブを計測してみると?

ヘッドが重く、長さも45.75インチと長めだが、バランスはD0.5。シャフトが手元重心のカウンターバランスになっているためだ

ノーマルポジションだと表示ロフト角が9度でリアルロフト角も9度。フェース角が-3.25度。ソールの座りの関係で、ヘッドを地面に置くとフェースが開く方向に回転するため、オープンフェースの度合が強くなっている。ライ角は60度とアップライト。重心角は23度。G30 ドライバーに比べると重心角が小さいことを考えると、G30 LS TEC ドライバーは見た目よりも重心が浅そうである。

調整機能でフェースを開く方向に調整するとフェース角が-4度でリアルロフト角は8.25度。フェースが閉じる方向に調整すると、フェース角が-2度、リアルロフト角は10.5度となる。フェースを開く方向に調整するとリアルロフト角が減り、フェースを閉じる方向に調整するとリアルロフト角が増えてくる。

長さはメーカー値、実測値とも45.75インチ(※60度測定法での計測値)。純正Sシャフトの振動数は280cpm。メーカー純正Sシャフトとしてはかなり硬めの設定である。クラブ重量は312.6グラムでバランスはD0.5。45インチに換算すると320g前後。30~45歳ぐらいで体力が平均的、もしくは平均以上の男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトTFC390(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)9
ライ角(度)60
フェース角(度)-3.25
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)280
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ピン
発売日:2015/03/20 参考価格: 60,480円