テーラーメイド エアロバーナー ドライバー
2015/04/14 09:00
構えてみると?
テーラーメイドの中で、飛距離にこだわるブランドの代表格がロケットボールズ(以下、RBZ)。今回試打するのは、その次世代モデルとして登場したエアロバーナーである。RBZが販売されていた時期にラインアップされていないが、実は、テーラーメイドでお馴染みのブランドであり、約3年ぶりに復活したわけだ。
ヘッドの体積はルール最大級の460cc、形状はオーソドックスな丸形だが、同社の象徴とも言えるホワイトでカラーリングされたクラウンの中央部は意図的に盛り上がらせている。メーカーは、この凹凸形状(レイズドセンタークラウン)によりスイング中の空気の通り道を作ることで乱気流の発生を防ぎ、ヘッドに対する空気抵抗を減らせるとアピールしている。
ソールにもテーラーメイドらしさが存分に盛り込まれている。前作(ロケットボールズ ステージ2 ドライバー)同様にフェース側に大きなスリット(溝)が刻まれ、これによりミスに対する強さ、やさしさが増していると説明する。
テーラーメイドのドライバーには弾道調整機能が搭載されるモデルが多いが、このエアロバーナーの構造にいたってはシンプル。弾道調整機能がなく、シャフトはヘッドに接着固定されている。弾道調整機能をアピールするRシリーズと明確に差別化されているのも特徴だ。
シンプルに飛び性能をアピールする、エアロバーナー。どんな弾道で、どんなゴルファーと相性が良いのか、じっくり検証してみたい。