マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド エアロバーナー ドライバー

2015/04/14 09:00

クラブを計測してみると?

クラブ長は45.75インチ(60度計測法)とやや長めでも、軽量なので振りやすい

ノーマルポジションで計測すると、表示ロフトが10度でリアルロフトは10.5度。フェース角は±0度とスクエアフェース。ヘッドを地面にポンと置くと座りが良いこともあり、フェース面はピシッとターゲットに向く。ライ角は57.5度。今どきのドライバーの中ではかなりフラットである。捕まりに影響を及ぼす重心角は16.5度と非常に小さい。この数値からも、重心が浅いことが読み取れる。スペックから考えても、ヘッドが返りづらいので、スライサーよりもフッカーと相性が良いと言える。

シャフトは純正のフレックスSで重量約50g、トルクは4.3。先中調子で中間部分のしなりを感じやすく仕上がっている。振動数は251cpm。純正Sシャフトとしては平均的な硬さだ。

長さはメーカー値、実測値ともに45.75インチ(※60度測定法での計測値)。クラブ重量は実測300.3g。35~55歳くらいで体力が平均的な男性ゴルファーに適したスペックである。

クラブ測定データ

シャフト三菱レイヨン製 TM1-215(S)
ロフト(度)10
リアルロフト(度)10.5
ライ角(度)57.5
フェース角(度)±0
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)251
自分に合ったスペックは?≫
1 2 3 4 5
テーラーメイド
発売日:2015/03 参考価格: 62,640円