コブラ FLY-Z+ ドライバー
2015/04/28 09:00
構えてみると?
今年からコブラのメインブランドとなるのがFLY-Zシリーズである。モデルは3つ用意されており、今回はトップモデルに位置づけされる『FLY-Z+ ドライバー』を試打した。
ヘッド体積はルール最大限の460CCで、投影面積も大きい。フェースは面長でややディープ。これまでのコブラと同様、見た目にやさしいヘッド形状が踏襲されている。さらに目を引くのが、ソールに配されたウエイトポケットだ。15グラムのフリーウエイトが前後に移動できる構造で、装着位置を変えることで重心の深さが調整できる。ちなみにフリーウエイトを搭載するために、ヘッドは徹底的に軽量化されており、クラウンとソール後方はカーボン素材を採用している。
ヘッド形状はオーソドックスな丸型。フェースの厚みは約57㎜。アドレスすると、フェース面がしっかり見える。ロフトとフェース向きを調整できるが、ノーマルポジションだとフェースはほんの少し開き気味だ。
ヘッド脱着式の弾道調整が採用されており、ロフト角とフェースアングル(捕まり)を設定できる。ひとつのヘッドでロフト角が8.5~11.5度、フェース向きはノーマルとドローを選べる。前作と同様に、今回もカラーバリエーションが豊富で、ヘッドはブラック、ホワイト、ブルー、オレンジの4色が選べ、シャフトはヘッドと同色にアレンジされている。
コブラとして初めての重心位置調整機能が付いた『FLY-Z+ ドライバー』は、どんな弾道が出るのか、調整機能で弾道がどう変わるのか。じっくりとテストしてみたい。