マーク金井の試打インプレッション

マルマン マジェスティ ロイヤル ブラック ドライバー

2015/05/19 09:00

構えてみると?

リアルロフト角が小さく、若干オープンフェースで叩ける仕様となっている

マルマンの最高級ブランドとして広く知られているマジェスティシリーズ。その中で、今回はプロ、上級者までターゲットを広げて設計・開発されたモデル『マジェスティ ロイヤル ブラック ドライバー』を試打する。

ヘッド体積はルール最大級の460ccで、投影面積がやや小さめ。特徴的な分厚いフェースは、定規で測ると約59mmもある。マジェスティと言うとシニア向けのイメージがあるが、この『マジェスティ ロイヤル ブラック ドライバー』は非力なシニア向けというよりは、ハードヒッター好みの顔つきだ。

鏡面ミラー仕上げで黒いカラーリングのヘッドは高級感にあふれ、フェース面にはマジェスティブランドならではのグラフィック処理が施されている。全面ブラック仕上げに対して好みは分かれそうだが、10万円を超える高額ドライバーだけあり、手に取ると質感の高さを実感できる。

アドレスすると、まず、リアルロフト角に目が行く。試打クラブは9.5度表示だが、フェース面がほとんど上を向いていない。表示ロフト角よりもリアルロフト角の方が小さく感じられ、低めのライナー弾道をイメージしやすい。

マジェスティの対象はヘッドスピードが遅めのシニア向けのイメージが強いが、この『マジェスティ ロイヤル ブラック ドライバー』は大きく雰囲気が異なる。分厚いフェースでリアルロフトが少ないので、典型的なハードヒッター向けに仕上がっている。

では、その弾道とはどんなもので、どんなタイプのゴルファーと相性が良いか? じっくりテストしてみたい。

打ってみると?(弾道は)≫
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