マーク金井の試打インプレッション

日本シャフト N.S.PRO Regio Formula MB

2015/06/02 09:00

シャフトの特性をズバリ

高弾性繊維をふんだんに使用。先端剛性が高いので、しっかり叩ける

日本シャフトのレジオシリーズの4作目として登場した「N.S.PRO Regio Formula MB」。デザインはこれまでのモデルと同じだが、カラーリングは先端側がホワイトで中間から手元側は鮮やかなイエローにシルバーの模様が配されており、高級感を感じさせる。

メーカーの資料によると、「N.S.PRO Regio Formula MB」の特徴は「ポテンシャルのすべてをボールに伝える、素直なシャフト特性」。手元と先端側の剛性を高めながら、シャフト全体がなだからにしなる、と説明がある。全長に80tの超高弾性シートと7軸素材、手元側には90tの超高弾性シートを採用。また先端側には航空・宇宙用途に開発された最高強度のCF(カーボンファイバー)が用いられている。これらにより、叩いても吹け上がらず、高打ち出しの強弾道が打てることをアピールしている。

数値的に見ると、なだらかな剛性分布(しなり特性)。前作「N.S.PRO Regio Formula M」と比べ、先端側の強度が高められている。手元側にしなるポイントがあるので「弾き系」に分類されるが、実際の挙動はどんなものか? 60g台のSシャフトを45.5インチで組み上げ、テストしてみたい。

シャフトの挙動≫
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