マーク金井の試打インプレッション

日本シャフト N.S.PRO Regio Formula MB

2015/06/02 09:00

シャフトを計測してみると?

センターフレックス値は4.61と高め。弾き感が楽しめるシャフトだ

60g台のフレックスSで、振動数が265cpm。45.5インチで組み上げ、バランスはD2。センターフレックス値4.61も含め、アフターマーケット用としては高めの数値である。手元調子だが、手元側から中間部分の剛性が高い。数値的には手元側が硬いが、実際にスイングすると手元側にしなるポイントがある。中間部分が硬いので、シャフト全体のたわみ量は少なめ。いわゆる、弾き系だ。

トルクは重量帯によって異なり、60g台の65Sで3.3。実際にスイングしてみても、トルク感が少なく、レジオシリーズの中ではシャープなフィーリングを味わうことができる。

シャフトのバランスポイントは65Sが53.3%。ややカウンターバランスになっているので、重めのヘッドでもバランスが出過ぎない。また50g台ならば、46インチ以上の長尺として組み上げやすくなっている。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):N.S.PRO Regio Formula MB TYPE65(S)
長さ45.5インチ(60度法計測)/重さ313.3g/バランスD2/振動数265cpm/センターフレックス値4.61
(※ヘッド:テーラーメイド R15、ヘッド重量約200gに調整)

このシャフトにお勧めのヘッド≫
1 2 3 4 5