マーク金井の試打インプレッション

マルマン コンダクター Pro-X 2 ドライバー

2015/07/21 09:00

構えてみると?

オーソドックスな洋梨形状のヘッドは端正で構えやすい。オープンフェースで、ハードヒッターが安心して振れるイメージが湧く

マルマンのアスリート向けブランドであるコンダクター。今回は、ゴルフ工房専売モデルとなる『コンダクター Pro-X 2 ドライバー』を試打する。まず、目を引くのがソール形状。2年前に発売された初代モデル『コンダクター PRO-X ドライバー』と同様、ブラック仕上げのソールは凹凸がまったくない。連続的なひとつの局面で構成された球体になっており、ソール中央部分にはモデル名が小さく入る。極めてシンプルだが、デザイン性は非常に高い仕上がりだ。

コンダクター PRO-X ドライバー』はソールのネック部分に重量調整ネジが埋め込まれていたが、今回の『コンダクター Pro-X 2 ドライバー』はややバックフェース側に移動。重心距離を短くするよりも、重心を深くしたいという意図がうかがえる。

ヘッドはオーソドックスな洋梨形状。ヘッド体積は440cc。プロ、上級者好みのデザイン(顔つき)で、ターゲットに対してストレートな弾道をイメージしやすい。フェースの厚みを測ってみると約55ミリで、分厚過ぎず、薄過ぎず。バックフェースをハイバックに仕上げることで、低いティアップでもアドレスしやすい。また、リアルロフト角が小さめなので、低めの弾道をイメージしやすい。

純正シャフトはパワートランスX505Wツアー for W。マルマンのアスリートブランドのイメージカラーであるオレンジがシャフト全長に塗られている。アスリート感を全面に打ち出す『コンダクター Pro-X 2 ドライバー』。見ての通りの弾道が出るのか、どんなゴルファーと相性がいいのか、じっくりテストしてみたい。

打ってみると?(弾道は)≫
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