マーク金井の試打インプレッション

藤倉ゴム工業 Speeder EVOLUTION II

2015/11/10 09:00

シャフトを計測してみると?

センターフレックス値は4.51。60g台のSフレックスとしては平均的な数値だ

661(60g台)のSフレックスで、振動数は266cpm。アフターマーケット用のSフレックスとしては、硬めの仕上がり。センターフレックス値は4.51と、平均的な硬さだ。数値的には手元が硬い感じになるのだが、実際にスイングするとわずかだが手元側にしなりポイントが感じられる。

シャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、キックポイントはシャフト中央よりもやや先端寄りにあり、先端側はそれほど大きくしならない。

前モデルSpeeder EVOLUTIONと比べると、数値的には硬いにも関わらず、スイングすると適度なしなりが感じられる。シャフトの挙動もやや穏やかで、コントロール性が高い。

今回は60g台なので45.5インチで組み上げたが、40g台、50g台ならば、46インチに仕上げてもいいだろう。挙動は安定しているので、長尺にしてもミート率が下がる心配が少ないシャフトである(60度法計測)。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):Speeder EVOLUTION II 661(S)
長さ45.5インチ/重さ316.2g/バランスD2/振動数266cpm/センターフレックス値4.51
(※ヘッド:テーラーメイド グローレF ドライバー)

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藤倉コンポジット
発売日:2015/09/11 参考価格: 43,200円