グラファイトデザイン ツアーAD GP

シャフトの特性をズバリ

グラファイトデザインの主力ブランドであるツアーADシリーズ。その最新作となるのが、今回試打する『ツアーAD GP』。これまでのツアーADシリーズと同様、手元側には横縞模様。カラーリングはメタリックな輝きを放つターコイズブルーがベースで、手元側はホワイト。このシャフトにも横縞模様がくっきりと入る。重量帯のラインアップは豊富で50g台、60g台、70g台、そして80g台まで揃っている。

メーカー側の資料によると、ツアーAD GPの設計コンセプトは「高初速」「強弾道」で大きな飛距離を実現するという。手元（グリップ内）の剛性を上げることにより振り遅れを防ぎ、グリップ下から中間部分にかけてのしなりを感じることでシャフトの挙動が安定。パワーがダイレクトにボールが伝わることをアピールしている。

ツアーAD GPのしなり特性としては、手元側にしなるポイントがある。はたして、どのような挙動で、どのような弾道が出るのか。今回は60g台をテストするため、長さは45.5インチで試打クラブを組み上げた（※長さは60度法計測）。