マーク金井の試打インプレッション

グラファイトデザイン ツアーAD GP

2015/12/08 09:00

シャフトを計測してみると?

振動数は265cpmとやや硬め。手元と中間部分の間くらいにしなりポイントがあり、切り返しのタイミングが取りやすい

60g台のSフレックスは振動数が265cpm。アフターマーケット用のシャフトとしては、やや硬めの仕上がり。センターフレックス値は4.31と、平均的な硬さだ。数値的には手元がやや硬い感じになるが、実際にスイングすると手元と中間部分の間くらいにしなりポイントが感じられ、ムチのような粘り感が手に伝わる。

シャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、しなり幅(たわみ幅)が少なく、先端側のしなりは控えめだ。

ツアーADシリーズの中では、ツアーAD BBツアーAD DIの中間くらいに位置するシャフトである。

今回は60g台なので長さは45.5インチで組み上げた。しかし、しなり量が控えめなので、46インチ以上の長尺にしても面白いシャフトである(※長さは60度法計測)。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):ツアーAD GP-6(S)
長さ45.5インチ/重さ315.1g/バランスD1.5/振動数265cpm/センターフレックス値4.31
(※ヘッド:テーラーメイド グローレF ドライバー)

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グラファイトデザイン
発売日:2015/10/09 参考価格: 43,200円