テーラーメイド グローレG ドライバー
2016/01/05 09:00
クラブを計測してみると？
ロフト角10.5度表示で、リアルロフト角が12.25度。フェース角は＋3度で、ライ角は59度。重心角は17度と小さいにもかかわらず、インパクトゾーンではヘッドが返りやすくなっている。フックフェースが強いので、フッカーよりもスライサーと相性が良い。
純正シャフトのGL5000は、中間部分から先端部分にかけてしなるシャフト。硬さの目安となる振動数は244cpm。他社の純正シャフトのSフレックスと比較すると、やや軟らかめの数値だ。高弾性70tのカーボンシートを先端部分に採用することで強さと加速感をもたらしている、とメーカーはアピールしている。トルクは5.0で、最近のシニア向けドライバーとしては平均的な数値だ。適度なねじれ感があるので、タイミングは取りやすくなっている。
長さは、メーカー値、実測値ともに45.75インチ（※60度法計測値）。クラブ重量は純正シャフトのSフレックスで270.9g。45インチ換算にすると280gくらい。60歳以上で体力が平均的なゴルファーに扱いやすいスペックだ。
クラブ測定データ
| シャフト | GL5000（S） |
| ロフト（度） | 10.5 |
| リアルロフト（度） | 12.25 |
| ライ角（度） | 59 |
| フェース角（度） | ＋3 |
| 長さ（インチ） | 45.75 |
| 振動数(cpm) | 244 |