マーク金井の試打インプレッション

マルマン VANQUISH by MAJESTY ドライバー

2016/02/02 09:00

自分に合ったスペックは?

リアルロフト角は10.度。ボールは上がりにくく、通常より大きめのロフト角も試したい

リアルロフト角が小さく、シャフトもしっかりしている。つまり、パワーが足りないとボールが上がりづらいので、ロフト角やシャフトで見栄を張ることは禁物だ。ボールが上がりづらい人は、普段よりロフト角を1度以上増やしたほうがイメージ通りの弾道を打ちやすいだろう。また、切り返しでシャフトのしなりを感じたい、軟らかめのシャフトと相性が良いゴルファーは、普段より0.5~1ほどフレックスを軟らかめにすることもお勧めしたい。

ちなみに、VANQUISH by MAJESTY ドライバーは、シャフトのフレックスが異なるとシャフト重量も大きく変わる。Sフレックスが54gなのに対し、SRフレックスは49g、Rフレックスが47g。純正シャフト(HV310)のSフレックスのストライクゾーンは、ヘッドピードが43~47m/sくらいだろう。
(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード46.1m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトHV310(S)
ロフト(度)9.5
長さ(インチ)45.5
飛距離(ヤード)271.8
初速(m/s)66.8
打ち出し角(度)11.7
スピン量(rpm)2257
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