マーク金井の試打インプレッション

日本シャフト N.S.PRO Regio Formula B

2016/03/01 09:00

シャフトを計測してみると?

センターフレックス値は3.74。60g台(Sフレックス)のスペックとしては低めの数値。手元側から中間部分にかけてしなり量が大きい

N.S.PRO Regio Formula B は60g台のSフレックスで、硬さの目安となる振動数が260cpm。平均的な数値とはいえ、センターフレックス値は3.74と低め。アフターマーケット用のSフレックスとしては軟らかめの仕上がりだ。手元側が少し軟らかく、中間部分は軟らかいことが数値から読み取れる。

シャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、シャフトのしなり幅(たわみ幅)が大きい。中間剛性が低く、先端剛性はやや高い「粘り系」の手元調子だ。素材の影響も考えられるのだが、軟らかめとはいえ腰が強く、粘り感がある。ムチのようなしなり感があるのだ。
今回は60g台なので長さは45.5インチで組み上げた(※長さは60度法計測)。長尺よりも、45~46インチで組み上げるとバランスが良さそうである。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):N.S.PRO Regio Formula B TYPE65(S)
長さ45.5インチ(60度法計測値)/重さ313.1g/バランスD1/振動数260cpm/センターフレックス値3.74
(※ヘッド:テーラーメイド グローレF ドライバー)

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