マーク金井の試打インプレッション

タイトリスト VG3ドライバー(2016年)

2016/03/08 09:00

自分に合ったスペックは?

フェース角は+0.5度で、ややフックフェース。大きめの重心角との相乗効果で球がつかまりやすい

VG3ドライバー(2016年)の位置付けとしては、アベレージゴルファーからセミアスリートゴルファー向け。リアルロフト角、シャフトのフレックスはアベレージゴルファーにより近い。リアルロフト角が小さいので、ロフト角は今まで通りか、1度増やしてもいい。だが、弾道調整機能でつかまる方向に調整する人はこの限りではない。つかまる方向に調整するとリアルロフト角が増えるので、10.5度よりも9.5度の方がイメージ通りの弾道が打ちやすいだろう。

純正シャフト(タイトリストVG60)に関しては、やや硬め。Sフレックスのストライクゾーンは、ヘッドスピード43~46m/sくらいか。

VG3ドライバー(2016年)はシャフトのバリエーションも豊富で、純正は今回試打したタイトリストVG60のほかに、10g軽いタイトリストVG50(46インチ)も用意されている。カスタム対応しているアフターマーケット用シャフトとしては、グラファイトデザイン ツアーAD GP-5、藤倉ゴム工業 Speeder Evolution II 569、三菱レイヨン KUROKAGE XM 50(それぞれSフレックスのみ)からチョイスできる。
(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード46.2m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトタイトリストVG60(S)
ロフト(度)9.5
長さ(インチ)45.5
飛距離(ヤード)276.5
初速(m/s)67.3
打ち出し角(度)13.5
スピン量(rpm)2369
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タイトリスト
発売日:2016/03/04 参考価格: 95,040円