マーク金井の試打インプレッション

シンカグラファイト LOOP プロトタイプ FW six

2016/07/05 09:00

シャフトの特性をズバリ

シャフトの両端を持って、手でシャフトを山なりに曲げようとしてもほとんど曲がらない。手元側と先端側の剛性が高いのが手に伝わる

熟練の職人の技によって作り出される高性能シャフトを提供しているシンカグラファイト。その最新作となるのが、今回試打する『LOOP プロトタイプ FW six』。FWという名前が示す通り、このシャフトはFW用に専用設計されており、設計コンセプトは「拾い、運ぶ」をベースに、「より強く、より遠く」。

カラーリングはダークグレーがベースで、手元から中間部分にかけてブルーの水玉模様があしらわれている。全体的にはダークな色調で、軽快さよりも重厚さを感じさせるデザインだ。

メーカー側の資料によると‥‥「トゥダウンを抑えた設計と最高の素材を利用したシャフト巻き技術、スピードを最速に上げる独自のダブルホールド製法により、“重量があるのに鋭いスピード感”を実現している」とのこと。他に無いその独自性は、最初に手にしたときに「違和感」すら感じさせる設計がなされているとアピールしている。

重量帯は60g台で、硬さはSR、S、SX、そしてXがラインアップされている。
今回はFW用シャフトなので、3Wに装着し、43.25インチで試打クラブを組み上げた。 メーカー側は「違和感」があるシャフトとだと謳っているが、果してどんな違和感を感じ取ることができるのか? また、どんな弾道が出やすいのか? もちろん、飛距離性能についてもじっくりテストしてみたい。(※長さは60度法測定)

シャフトの挙動≫
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シンカグラファイト
“拾い・運ぶ”性能を受け継ぎ、より強く、より遠くを可能にしたFW第二弾
発売日:2016/02 参考価格: 45,360円