マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ RMX 216 アイアン

2016/07/12 09:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。大きめのヘッドは視覚的にもミスヒットへの強さを感じさせる

ヤマハの主力ブランドとなるRMXシリーズ。このシリーズには216、116、116TOURBLADE、UD+2の4種類のアイアンがラインアップされているが、今回試打するのは飛びとやさしさにこだわったRMX 216 アイアン

コンセプトは「飛び系、全身マレージング。COR値0.80」。従来、フェースだけに使用されていたAM355マレージング鋼をボディにも拡大。溶接のない一体成型とすることで、ソール側の厚みを1mmにすることに成功。これにより、ヘッド全体がたわんで反発する構造を実現し、反発係数は前作のCOR値0.77から0.80へと向上している。また、さらなる低重心化により、高弾道で1番手上の飛びを、やさしく得ることができるとメーカーはアピールしている。

バックフェースの形状はポケットキャビティ。低重心だけでなく、重心が深くなる設計がなされている。トウ側にはヤマハのシンボルマークである3つの音叉のロゴバッジが入っている。

ヘッドはラージサイズでグースネック。大型ヘッドで捕まりの良い顔つき。ソールも幅広で安心感がある。ソールの肉厚を極限まで薄くすることで、従来モデルよりも1番手アップの飛距離を実現しているとのことだが、どれくらい飛ぶのか、打感やミスに対する寛容性はどれくらいなのか、じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
1 2 3 4 5
ヤマハ
発売日:2015/10/23 参考価格: 97,200円