マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド M1 フェアウェイウッド

2016/07/19 09:00

構えてみると?

やや小ぶりで、シャープな洋なし形状。少しディープフェースで、ハードヒッター好みの顔つきだ

テーラーメイドのアスリート向けブランドとなるM1シリーズ。今年の「全米オープン」を制したダスティン・ジョンソンを始め、多くのツアープレーヤーがM1を使っているが、ドライバーに続き、今回はスプーン(3番ウッド)を試打する。この試打インプレッションでFWを試打するのはこれで3度目の試みだ。

ヘッド体積は150cc。市販の3Wとしてはやや小ぶりで、シャープな洋なし形状。フェースはややディープで、ハードヒッター好みの顔つきだ。フェースの厚みは約37ミリとなっている。

クラウンはM1ドライバー同様、ホワイトとブラックのツートン。フェース側はステンレススチール、中央から後方はカーボングラファイトのコンポジット構造。クラウンに比重の軽いカーボンを配することで余剰重量を生み出している。

ドライバーと同じく、3Wにもソール前方には可動式のウエイトが配され、2つのウエイト(各15g)をトウ&ヒール側に移動することが可能になっている。浅低重心を保ったまま、重心距離を短くしたり、長くしたりできる。慣性モーメントを大きくすることも可能だ。

シャフトはM1ドライバーと同じく脱着式で、シャフトの装着方向を変えることで、ライ角、ロフト角、フェース向きを調整できる。飛びと調整機能にこだわっているM1シリーズ。3Wではどんな弾道が出やすいのか、飛びっぷりはどうなのか?じっくりとテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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テーラーメイド
発売日:2015/12 参考価格: 43,200円