コブラ キングコブラ F6+ ドライバー
2016/07/26 09:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションでロフト角10.5度だと、リアルロフト角は10.5度。フェース角が+0.5度、ライ角は59.5度となる。ロフト角を9度に調整すると、リアルロフト角は9.25度、フェース向きは-0.5度。ロフト角を12度に調整すると、リアルロフト角は12.5度、フェース角は+1.75度となった。シャフト脱着方式のためロフト角を小さくするとフェースが右を向く度合が増し、ロフト角を大きくするとフェースが左を向く。
捕まりの目安となる重心アングルはノーマルポジションで20度と平均をやや下回る。スペック的にも捕まりを抑えたドライバーだ。シャフトはメーカー値、実測値ともに45インチ(※60度測定法での計測値)。アッタス 5Sの振動数は256cpm。アフターマーケット用のSシャフトとしては平均的な硬さである。クラブ重量は313.1グラムで、バランスはD4.5。
ヘッド単体の重量は199.1グラムでスリーブを装着すると205グラムを超える。市販ドライバーの中では、ヘッド重量はかなり重め。重心位置を前後に調整してみると、一番浅くした場合の重心深度は36.5mm、一番深くした場合の重心深度は42.5mmで、その差はなんと6mmもあった。
25~45歳くらいの男性で、体力が平均的もしくはそれ以上のゴルファー、重いヘッドを振り切れる人に適したドライバーだ。
クラブ測定データ
シャフト | アッタス(コブラオリジナル)(S) |
ロフト(度) | 10.5 |
リアルロフト(度) | 10.5 |
ライ角(度) | 59.5 |
フェース角(度) | +0.5 |
長さ(インチ) | 45 |
振動数(cpm) | 256 |