マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー

2016/08/16 09:00

構えてみると?

一般的なドライバーと比較するとフェースプログレッションが非常に小さく、アイアンに例えるならば、ややグースネックになっているのが特徴。

ヤマハといえばRMXが主力ブランドであるが、今回新たなブランドが立ち上がった。飛びに特化したアイアンで定評があったインプレス UD+2に、新たにドライバーとFW、そしてUTが追加され、フルラインアップとなった。今回試打するのは、そのUD+2 ドライバーだ。

ヘッド体積は460ccとルール最大級の大きさだが、見た目も大きい。クラウンの投影面積が大きく、かつシャローフェース。見た目の安心感をアピールしている。

ヘッドは鮮やかなブルー。アドレスするとまず目に入るのが、フェースとネックのつながり。一般的なドライバーと比較するとフェースプログレッションが非常に小さく、アイアンに例えるならば、ややグースネックになっている。顔の良さよりも、捕まりを優先させた設計だ。ヤマハは捕まりの良いドライバーを作るのが上手いメーカーだが、UD+2は見るからにそれをアピールしている。

ソール側のデザインはスッキリしており、重量調整ネジや、シャフト脱着のためのネジも埋め込まれていない。シャフトとヘッドは固定式。調整機能は一切ついていない。これにより、ショートネックですっきりとしたペンシルネック調に仕上がっている。

アドレスするとフェースの向きはややフック。フェースプログレッションが小さいこともあって、「右のミスが出づらい」顔つきになっている。
UD+2アイアン同様、このUD+2ドライバーも飛距離性能を極限まで追求し、前代未聞の「ぶっ飛び」をアピールしている。どれくらい飛ぶのか、どんな弾道で飛ぶのか、じっくりとテストしてみたいと思う。

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